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こんにちは! 共生家みずほのグループホーム ブログ担当のSです
今回は、みずほのグループホームにある、”お風呂”についてお話をしたいと思います。
1つのユニットには、「美人の湯」という名の、お風呂があります。
なぜ、「美人の湯」かと言いますと…その名前が付いた いきさつがありまして、ご紹介させていただきます。
とある入居者様で、お風呂がお好きな方なのですが、
認知症もかなり高度で、”お風呂に入る”という行為に不安があり、
いつもお風呂場までご案内するまでパニックになってしまう状態でした
「どうしたら、その方がご不安な気持ちがなく入浴することが出来るのか?」
を私たちは考えまして、ちょうどユニット入居者様全員が女性だったこともあり
お風呂を”美人の湯”と名前を付け、その方をお誘いしてみることにしました
「〇〇さん~、美人の湯に行きましょう~!」
「何だい? 美人の湯??」
「そうです、美人の湯です~。お肌が若返りますよ~!!!こちらですよ~」
入居者様と手をつなぎ、お風呂場まで向かいます。
入居者様も、少々照れた表情で…ニコニコ 笑顔で向かわれます。
入浴するまでは、少々ご不安なお気持ちはありましたが、湯船に入り、職員に、
「あんたのおかげだよ。ありがとう」と、涙を浮かべておりました
女性の方は、いくつになっても美しくいたいですよね
ちょっとしたことで、入居者様のご不安な気持ちを取り除くことが出来、笑顔になって頂けることが出来ました
私たちでも、日常の中で笑顔の日もあれば、辛いことがあったり、不安な気持ちになることもあります。
これからも入居者様の気持ちを汲み取れるような、
思いやりの気持ちを持ったケアのあるグループホームを目指していきたいと思います