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こんにちは、共生家みずほの ブログ担当のSです
今回は、「ハートシェア起案書」ついて、お話をしたいと思います。
一般的に「ハートシェア」とは、好感度の事です。
ある商品を購入し、その商品がどのような効果を得られるのか?
商品を選ぶ際に「信頼」をあげられるもの、
それがハートシェアとなります。
先日、「株式会社ケアビジネスパートナーズ」の代表取締役である原田匡先生より、
近代の介護事業に求められている”正しい経営”発想について考えるご講義を頂きました。
これからの介護事業において、利用者様のQOL(生活の質)を高める為、生きがい支援事業が必要となってくる。
利用者様がどんな人生を歩み、どのようなことを望んでいるのか?を考え
生きがい支援事業で、利用者様のやりたいことを実現し、ニーズを形としていくことが求められている。
これからの高齢化社会で、私たちは様々な形でサービスを発進していくことを、研修で学びました。
そこで我が「共生会でのハートシェアとは…?」をスタッフ皆で考えたところ・・・・・・
認知症の方は、ご自身の意思をうまく伝えることが出来なかったり、表現することが難しいことがあります。
入居者様の行動、しぐさよりお気持ちを読み取り、その方が必要とするニーズを導いていくのが、私たちの仕事です
その想いに対して ”私たちに出来ることは何か?”を考えていくことが入居者様のQOLに繋がっていくのだと思います。
一般的に「QOL」の「L」の部分は、皆さんもご存じの通り、ライフ「生活の質」という解釈になりますが、私共、法人職員は、今後、「L」の部分を「その方の人生や命」ととらえ、
その方が、生きていく為の「楽しみや」「生きがい」の為に、「どんなお手伝いが出来るか???」を深く考えていきたいと思っています
例えば…夕食前から夕食後までの時間、テレビのニュース番組等を入居者様に観て頂いていますが、
入居者様のお好きな番組ではないと退屈してしまっているのが現状であります。
その為、入居者様のお好きな番組をいつでも観て頂けるよう、ハートシェア起案書でDVDの購入を施設長へご提案させて頂きました。
もし、その商品を購入した場合、今まで夕食後、居室にこもりがちになっていた入居者様もホールで過ごす時間が増え
DVDの内容をきっかけに他者との交流が増えるきっかけになる期待が出来ると思われます。
昔懐かしい歌謡ショーの内容であれば、DVDを観て昔の頃のご自分を振り返り、失っていた自信を取り戻せることもあります。
より、自宅と同じ、リラックスできる環境に近づける様に・・・・・
この起案書がきっかけで、施設長より各ユニットに新しいDVDレコーダーが設置されることとなりました
ありがたいです。
その経過については、またアップします